少女漫画

管理人が個人的におすすめしている少女漫画10選を紹介します。

管理人の性別が男性であるため、ジャンルには偏りがありますが

逆に言えばここにあるのは男であっても読んで欲しいと思える作品です。

必然的に恋愛要素多めのガチな少女漫画は少なくなりますが、ご了承下さい。

１位：赤ちゃんと僕

切なさと可笑しさが混じり合う、独特の話作りが最大の魅力。

幼い赤ん坊を残して母親を失くしてしまった家族の生活を描く作品。

紹介文から察せられる通り、序盤は重苦しい内容を扱うことが多いが

後半になるにつれ、作者持ち前のギャグセンスが光るようになる。

クラスメイトの愉快な日常を描いたサイドストーリーがあったり

主人公が突如謎の事件に巻き込まれたりと、話の展開は割と自由。

どの話も楽しさの中に物悲しい雰囲気を纏っていることが特徴であり

読めば読むほどに味わいが増すという至高のスルメ作品。

２位：ときめきトゥナイト

古き良き昭和の文化を受け継ぐ、最後にして最高の作品。

魔界から来たヒロインが人間の男性に恋をするという話で

硬派な主人公、意地悪な恋敵との三角関係、禁断の恋愛と

懐かしい要素がてんこ盛り。古典的少女漫画の集大成と言える。

基本は異世界の住人が引き起こすドタバタコメディーが中心だが

中盤以降はシリアスな展開が多く、ヒロインの秘密がばれそうになったり

隠された真実が判明したり、舞台が学校から魔界に変わったりして

最終的に悪の魔王の復活により魔界大戦争が勃発するという超展開。

ヒロイン、その弟の恋人、ヒロインの子供と三部から成る物語で構成され

世代を超えて話が繋がっていく様はまさに少女漫画版ジョジョ。

凄すぎて言葉で言い表せないレベルなので一度その目で確かめて欲しい。

３位：学園アリス

以前アニメ化もされた有名作。アニマックス等で見た人も多いはず。

アリスと呼ばれる超能力を持つ子供達が学園生活を送る話。

わくわく楽しい能力者達の非日常的スクールライフと思いきや

学園の闇や過去の因縁、悲しい運命を背負った生徒と重たい内容が多い。

物語の途中で登場人物の回想がちょいちょい挿入されるのだが

過去の出来事を知ってからそれを見ると切なさで泣きそうになる。

最終回については賛否両論ありますが、私は過去編以降いらない派です。

４位：赤髪の白雪姫

最近２度に渡ってアニメ化されている人気作。正直紹介いらないレベル。

中世ヨーロッパっぽい場所を舞台とした王宮ラブロマンス。

これだけ聞くとベルばらのようなドロドロした印象を抱きがちだが

実際は貴族のきらびやかな感じや優雅な雰囲気だけを抽出した優しい話。

ヒロインがとにかく気丈で、様々なトラブルを持ち前の行動力で

吹っ飛ばしてくれるため、読み味が非常に爽快。少年漫画に近い感覚。

登場人物含め、王宮での空気感が素晴らしいので是非味わって欲しい。

５位：ラストゲーム

へたれ男子と鈍感女子のキャンパスライフ。お前らとっとと爆発しろ。

小学生で初めて敗北を喫した男子が、なんとかしてその女子に勝とうとする話。

何をしても勝てないので最終的に惚れさせてフッてやろうということになるが

結局思いは届かず振り回されることになる。色々と奮闘する主人公が面白い。

少女漫画で言う所の「かませ」が好きな人にとってはたまらない作品と言える。

６位：さくら前線

結論だけ先に言うとヒロインが２回男を乗り換える漫画。

いやほら、少女漫画において大切なのは結果よりむしろ過程だから…。

いわゆる一つの悲恋もの。ヒロインと主人公を過酷な運命が襲う。

話の展開自体はありがちなのだが、その持って行き方が素晴らしい。

甘酸っぱいというかくすぐったいというか、１０代の心をよく表していて

現役中高生であれば、共感せずにはいられない要素が盛りだくさん。

ある意味最も青春を感じさせる作品である。全６巻だから揃えやすい！

７位：ちはやふる

最近実写映画化もされた話題作。紹介なんかせずとも知ってそう。

競技かるたを通して友情だったり恋心だったりが育まれたりする話。

心理描写や情景なんかも出てくるけど、かるたに比べれば影は薄く

感覚としては少女漫画というより部活ものに近い。ほぼスポーツ漫画。

１巻のみ小学生編となっており本編の前日譚が描かれるが

個人的にノスタルジックに駆られるあの空気は本編以上に好きである。

８位：となりの怪物くん

割と最近アニメ化もされた作品。多分知っている人は知っている。

異常男子と冷血女子のラブコメディー。基本的に変人しか出ない。

ぼっちだったり感覚がおかしかったりする人達が集まって

なんとか「青春らしきもの」を作り出そうと四苦八苦する。

いわゆる「眺めてる分には楽しい人達」が騒いでるといった感じで

その意味で漫画という表現媒体にぴったりのキャスティングと言える。

各人物に過去の話とかあるっぽいけど、そう重要なものでもないので

バカやってるのをニヤニヤしながら読む感じでいいと思います。ハイ。

９位：好きです鈴木くん！！

少女漫画のくせにやたらと男のツボを押さえた表現の多い作品。

二人の主人公と二人のヒロインの思いが交錯するラブストーリーで

四人が出会う中学時代と、離れ離れになる高校時代の二部構成。

遠く離れてしまったかつての仲間達、記憶を失くしたヒロインに

通じ合わない思いと胸熱の展開がこれでもかと押し寄せる。

あからさまに狙っていると思われる萌え描写が随所で見られるが

まんまとそれに引っかかって悶えてしまうのが悔しいところである。

１０位:カードキャプターさくら

勝手にさくらシリーズ第二弾。この名前は可愛すぎてずるいと思う。

封印を解いてしまった少女さくらが、町に散った魔法カードを集める話。

ストーリーの展開や作画のクオリティの高さもさることながら

同性愛、ロリ、ショタ、シスコンと当時としては画期的なキャラと

変身ではなくコスプレするヒロインの存在などが話題を呼んだ。

今に続く萌えアニメの先駆けとも言える表現を作り出した作品であり

少女漫画としても戦闘美少女ものとしても完成度の高い優れた一品。

いかがでしたか？　管理人はそれほど少女漫画を読む方ではないので

バリエーションに乏しい感はありますが、それでもでき得る限りのものを選ばせてもらったつもりです！

１０選という少ない枠組みだったために「君に届け」や「俺物語！」といった

有名タイトルが惜しくも選外となってしいましたが、逆に言えばここにあるのは

それらの作品を越える名作と自負しているものです。読んで損はさせません！

なお、妹に言わせれば「ラブ☆コン」や「フルーツバスケット」の方が100倍面白いという話ですが

これはあくまで私の中でのランキングなので知ったこっちゃありません。

とにかく私なりに厳選した結果がこちらになります。少しでも皆様の参考になれば嬉しいです。

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